中文熟考

中日翻訳者が綴る日々の記録

台湾プロ野球の球場紹介 その④新莊棒球場

魔の交流戦が終わった。。。でも須田選手と乙坂選手の怪我が心配な高橋です。

台湾には巨人3軍が来て、地元チームと対戦しています。昨日は4−5で文化大学に敗れてしまいましたが、今日の同カードはどうでしょう。私もこれから球場に行くつもりです。

台北市内からアクセスできる野球場としては、以前ご紹介した天母棒球場と、桃園國際棒球場があります。位置関係でいうと、東京からの神宮球場横浜スタジアムだと思っていただければ距離感が想像しやすいかと思います。関西では。。今度大阪出身の友達に聞いておきます。

今日ご紹介するのは、本日巨人3軍対文化大学の試合が行われる新莊棒球場。台湾プロ野球では兄弟エレファンツの主催試合で使用される球場です。

MRTで台北中心部から20〜30分。「新莊駅」からはバスも出ていますが、歩いても15分ほど。正面入り口にヤシの木が植えられていて、南国情緒がありますね。

1番出口を出たらそのまま回れ右して、右手の道をトコトコ歩いていくと、大きな体育館がありますので、ここの信号を左折。

ちなみに体育館のちょうど向かい側にセブンイレブンがあります。球場の目の前にもFamily Martがあるので、ビールなどは直前で買ってもいいと思いますが、このセブンにはぜひ入ってみていただきたい。

地下にけっこう広めのイートインスペースがあって、その壁一面に兄弟エレファンツの選手がいるからです。観戦気分が上がること間違いなし。

体育館、球場を含む新莊公園は敷地も広大で、市民にとっての憩いの場。球場へと向かう道にあるこの湖も人気のスポットです。青空カラオケを楽しむお年寄りに出くわすことも。

電光掲示板はレトロですが、2003年には外野席の椅子も完成し、10000席を擁する台湾ではかなり大きな球場です。センターは400フィート、両翼325フィートという国際規格で、プロ野球ではホームランが出にくいことでも有名なんです。外野席の工事の際にカラービジョンも設置されています。

2014年に侍ジャパンと親善試合をやった時も、会場はここでした。台湾の野球ファンがたくさん観戦に来ていました。

MRTと徒歩でアクセスできるのはやっぱり楽で、プロ野球観戦はもっぱらこの球場になりがちです。アルコールの販売がないことが多いのは難点ですが、臭豆腐や台湾風ソーセージなど小吃の屋台は充実しています。付近のコンビニでビールを買って向かいましょう。