北京語の勉強を兼ねて見た「歡樂頌」というドラマにハマりました。
放送されたのはだいぶ前で、パート1が2016年に放送されて大ヒット、
翌年パート2が放送されてまたまた大好評を博したという人気ドラマです。
年頃の女性5人の群像劇なのですが、中国ならではの悩みも見えて面白かった。
パート1は42話、パート2は55話もあるのですが、本当にあっという間でした。
見どころ①キャスティングが最高
高層マンションの同じフロアに住む5人の女性が主人公なのですが、
5人5様の魅力があって、またキャスティングがピッタリなんです。
「宮廷の諍い女」で華妃を演じた蒋欣の演じる樊姐が特に好きでした。
薄幸の美女が似合いすぎるし、泣きの演技がピカ一です。
それぞれの悩みを抱えたアラサー女子が2人、
20代後半の金持ち令嬢(男気あふれるキャラでかき回す)、
人生経験の少ない新卒世代が2人というバランスも絶妙なんです。
見どころ②人形みたいな透明肌に釘付け
背景や生活に違いのある5人が、お互いを尊重して、
支え合っている姿が気持ちいい!そして5人とも美しい!
もう絶対幸せにならなきゃウソだというくらいの美貌なのです。
さすが10億人から選ばれた中国美人はけた違いです。
パート2なんかドーランがどうかしてるとしか思えない。人形みたい。
見どころ③すがすがしいほどの生活格差
同じフロアに管理職クラスのバリキャリと大金持ちの令嬢、
ごくごく普通のOLが暮らしているっていうのは、
シェアハウスが一般的な中国ならではという気がします。
日本だと大金持ちと一般人ってあんまり接点がないですもんね。
名作ドラマのセオリー通り魅力的な登場人物が多いんですが、
私には「老潭」という男性が最後まで謎でした。
主人公の1人であるバリキャリ女子(写真センターのセミロング美女)
を友人としてボスとして献身的に支え、
決して見返りを求めない神のような男なのですが、
この人の住んでる家が首相官邸にしか見えない。
中国の広さと富豪の生活は貧民の理解を超えています。
日本語字幕つけさせてください!
残念ながら日本語字幕版は放送されていないんですよね。
こんなドラマの翻訳だったら薄給でもやりたいなぁ。
セリフも気が利いているし、頑張る5人に励まされるし、
オシャレで活気ある上海に行きたくなりました。