日本では今年から仕事始めという方が多いと思います。みなさま大変お疲れ様でございます。台湾は旧暦の新年となる1月末に正月を迎えます。なので現在はというと、2017年は明けたけど、ちょっと先にまた旧正月の連休が待っている、という微妙に集中力の欠けた時期となっています。気温も日中は20度を超えるので、気を抜くといったい何月何日なのやら。メリハリのない毎日です。
今回は昨年末のアジアウインターリーグを見に行った時に入手した、台湾プロ野球(CPBL)の新作グッズをご紹介します。それがこちら。
なぜ今時トランプ?え、もしかしてアメリカ次期大統領とかけちゃった?と一瞬不安な気持ちにさせますが、これがなかなかの力作だったんですよ!
ヒット、ホームラン、三振
すべてのカードに野球に関する用語とイラスト、その解説が書いてあるんです。
たとえばこの「ヒット」のカード。「球がフェアエリア内に落ちた後に走って、塁を踏んだらそれがヒットだ!」意外と訳すのが難しい。その下には、「王柏融(ラミゴモンキーズ)は台湾プロ野球第27シーズンで、史上前例のない1シーズン200本安打を記録しました」とあります。豆知識まで得られるなんてお得感がありますね。
ちなみにジョーカーは監督と主審でした。監督なんかちょっと悪そうなイラストが描かれていて、「グラウンド上での戦術、調整、すべて彼に従う」と独裁的な解説が添えられています。
台湾では芸能人とスタッフもすごく対等な立場にあり、みんな友達みたいに仕事してますが、野球界も同じ。初めて台湾プロ野球を取材した時、記者さんがためらいもなくベンチに入り込み、選手の隣に座って話しているのを見て度肝を抜かれましたが、台湾では常識なんですって。そんな現場を反映するかのように、カメラマン、記者、実況/解説もこのようにカードになっています。
欲を言えばCPBLのチームがちょうど4チームなのだから、スペード、ダイヤ、クローバー、ハートでそれぞれ各チームのユニホームにすればもっと良かったような気もしますが、監督1枚だったら誰にする?とかややこしいので、フワッとさせたのかもしれません。それから「啦啦隊(応援団)」というカードがあったので、ラストに「球迷(野球ファン)」というカードがあったなら。。大変おあとがよろしかったんじゃないかと。
とちょっと文句つけてみましたが、概ね大満足。子供に野球用語を教えたりするのには大活躍する予感です。120元という値段もかわいいので、野球ファンのあの方に、お土産として買ってみるのもいいかもしれません。
とちょっと文句つけてみましたが、概ね大満足。子供に野球用語を教えたりするのには大活躍する予感です。120元という値段もかわいいので、野球ファンのあの方に、お土産として買ってみるのもいいかもしれません。