日本では2月1日にキャンプが始まりますが、台湾は早いです。中部以降の暖かい地域で各チームが続々とキャンプイン。
創設 25周年だった2014年を経て、また新たな節目を迎える台湾プロ野球。元阪神の林威助が兄弟のキャプテンになったとか、統一のヘッドコーチ兼投手コーチの郭泰源氏がミーティングで喝を入れたとか、日本でもなじみのある名前がニュースを賑わせている。
それから去年突然の辞任劇で空席になっていたコミッショナーの席に、元桃園市長の吳志揚が就任。今後の経営に注目だ。桃園といえば今年の年末までには、台北市内と桃園市を結ぶMRTが開通する予定。空港へのアクセスはもちろん、ラミーゴの本拠地である桃園国際棒球場へのアクセスもグンと良くなるので、チームもPRに余念がない。今年は兄弟の本拠地も台中に移った。台中の洲際棒球場は北京五輪予選でも使われたいい球場だけど、首都台北を本拠地とするチームがないというのは、ちょっと心配。兄弟は「台北もカバーする」って言ってるけど、そんなことできるんだろうか。